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「於福硅石」鉱山概要 |


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鉱山名 |
平賀於福鉱山 |
鉱区登録番号 |
山口県採掘権登録(第)784号 |
鉱区所在地 |
山口県美祢市於福町上字龍現地 |
鉱種名 |
硅石、金、銀、銅 |
鉱区面積 |
13,589アール |
鉱業権者 |
ジャパン・ゼネラル株式会社 |
鉱業権者住所 |
北九州市小倉北区紺屋町14番22号 |
登録年月日 |
昭和27年9月8日 |
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1.位置及び交通 |
山口県美祢市於福町上字龍現地にあり、JR美祢線於福駅から国道316号線に沿って北上、およそ約2kmの位置に鉱山事務所を置き、採掘現場は鉱山専用道路を東に約300mにて達することができ、交通は至って便利です。 |

2.稼動状況 |
<沿革> 昭和28年から昭和30年迄、耐火煉瓦用原料として出荷していましたが、昭和31年炉材用けい石としての需要が激減した為、休業しその後昭和35年から合金鉄用として本格的採掘となりました。現在は製鉄用あるいは炭化珪素、建材用けい石として各得意先へ供給しています。
<現況>
面積13,600アールの鉱区のほぼ中央に標高348mを頂点として南北に走る稜線がありました。この中央部分から採掘をはじめ、現在は北側及び南側斜面を頂点として約270mまで下がった箇所をベンチカット法により採掘しています。
表土は2〜3mと薄く、表土下は硬質のけい岩層で所々にけい岩が露出しています。 |

3.鉱量 |
確定鉱量
推定埋蔵鉱量 |
:
: |
約360万屯
約2,500万屯 |
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4.選鉱方法 |
採掘された原石は、ダンプトラックによって原石ビンに投入されズリを除いて一次、二次の各クラッシャーにより破砕された後、ドラムウォッシャーにて水洗の後サイズ別に分けられ、各製品タンクに貯蔵されます。 |

5.化学成分
(標準品位) |
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■硅石 |

SiO2 |
Al2O3 |
Fe2O3 |
MgO |
CaO |
lg-loss |
97.50 |
0.80 |
0.36 |
0.05 |
0.03 |
0.65 |
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■硅砂(5mm以下) |

SiO2 |
Al2O3 |
Fe2O3 |
MgO |
CaO |
lg-loss |
96.83 |
1.14 |
0.40 |
0.07 |
0.07 |
0.67 |
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■軟硅石 |

SiO2 |
Al2O3 |
Fe2O3 |
MgO |
CaO |
lg-loss |
94.80 |
2.70 |
1.30 |
0.20 |
0.60 |
1.10 |
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6.用途 |
合金鉄用、炭化珪素用、建材用、鉄鋼副原料、セメント用、
土木建設用(路床材等)、その他 |
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